人気急増の注文住宅!資産価値アップの秘訣は?

 

1.注文住宅の注目度が急増している理由

不動産投資においては利回りや資産価値を意識した投資を行いますが、最近では居住用の住宅にも資産価値の重要性が増していることを受けて、注文住宅がにわかに注目されてきています。その理由として、少子高齢化、都市部・地方の二極化などの社会情勢の他に、個々のライフスタイルの変化など、現代社会を取り巻く環境が背景にあります。注文住宅を検討されるにあたっては、資産価値を意識して将来に渡って高値で売れる住宅を検討されることをおすすめしたく、その秘訣をお伝えしたいと思います。まずは、社会的情勢、住宅事情、ライフスタイルから見た現代社会と今後の不動産動向をまとめてみました。

1 現代社会
少子高齢化、人口減少、都市部・地方の二極化2 今後の不動産動向
地価上昇エリア・下落エリアの二極化による将来への不安
住宅事情
1 現代社会
政府主導の中古住宅流通促進リノベーションブーム
2 今後の不動産動向
中古住宅の流通増加による売れる住宅・売れない住宅の二極化
ライフスタイル
1 現代社会
ライフステージによる住宅の意識変化、価値観の多様化2 今後の不動産動向
一生住む住宅から、ライフステージに合わせた住み替えニーズの増加

上記のことより、将来に渡って高値で売れる住宅へのニーズ拡大が進み、注文住宅の需要が高まる傾向にあると言えます。

2.マンション・建売住宅・注文住宅のメリット・デメリット

居住用住宅を購入される際には、マンション・建売住宅・注文住宅が主な選択肢となりますが、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

2-1.マンションのメリット・デメリット

メリット
・管理人駐在のため管理が楽である
・セキュリティ面の高さ
・ゴミを24時間出せるところが多いデメリット
・管理費や修繕積立金、駐車場代などがかかる
・ペットの制約がある
・建替えの際に全世帯の2/3の合意が必要

2-2.建売住宅のメリット・デメリット

メリット
・資材の大量購入や、工事の効率化で割安
・即入居が可能
・事前に内見ができるデメリット
・間取りや設備が変更不可
・完成物件は建築の過程を見れない
・外観、内観のオリジナリティがない

2-3.注文住宅のメリット・デメリット

メリット
・自分好みの家にできる
・建築過程を見ることができる
・将来の資産価値を考慮して建築できるデメリット
・土地探し~引き渡しに時間がかかる
・建売よりも割高になるケースがある
・住宅ローン手続きが煩雑

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3.注文住宅の基盤となる土地選びのポイント

注文住宅を検討する際に最も重要なのは、土地選びと言っても過言ではありません。立地はもちろんのこと、希望に合った住宅が建てられるかどうかは土地に依存する部分が多いためです。ここでは、注文住宅の基盤となる土地選びのポイントをご紹介します。

ポイント1:立地条件

・エリア
土地を選ぶ際にまずエリアを絞りましょう。子供の学区や通勤、利便性などを考慮した上で優先順位を決めて絞り込むと良いでしょう。・交通アクセス
最寄駅からの距離、急行停車駅か、何路線利用できるかなどを把握しておくと共に、バス便や主要道路へのアクセスなども把握しておくと良いでしょう。

・周辺環境
治安の良さ、緑の多い公園があるか、病院やスーパーの有無などをチェックしましょう。また、騒音や異臭などがないかも確認しておきましょう。

・耐災害性
事前にハザードマップや地理を確認しておくと良いでしょう。また、避難場所なども把握しておくと良いでしょう。

ポイント2:区画図をチェック!

■ 建ぺい率・容積率
建ぺい率:敷地面積に対する建築面積の割合のこと。容積率:敷地面積に対する延べ床面積の割合のこと。家を建てる際の大きさの基準になります。■ 接道
土地に接している道路のことです。間口や道の幅因が広く、一方よりも二方に接し、北よりも南方向に接している方が資産価値が高いとされています。

■ 地形
長方形に整えられている整形地や、旗竿地などがあります。整形地で間口の広い土地は自由度が高い設計ができるため資産価値が高いとされています。

この記事を書いた人

渡辺 知哉

設計事務所・大手ハウスメーカー・不動産ベンチャーを渡り歩き、ランディックスにジョイン。 設計事務所時代は戸建住宅をメインに設計しつつ、その他はビル・マンション・オフィス・ショップ等広く設計業務を担当。 ハウスメーカーでは営業・設計・IC業務を兼務。ベンチャーではリノベーションのワンストップサービス業務を担当。営業・設計の両面からサポートします。