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sumuzuの注文住宅と土地探しに関する記事

土地探しに疲れたら?土地探しに疲れてしまう理由と改善法

 

1.はじめに

注文住宅で家を建てようと決めたはいいけれども、なかなか土地が見つからないという人も多いのではないでしょうか。夢のマイホームをと、希望をもって土地探しを始めたものの半年経っても土地が決まらないという人もいるようです。このような場合、理想の土地が見つからず、徐々に土地探し自体がストレスに感じてしまうことも良くある話です。一生に一度あるかないかという高い買い物なのであれもこれもと、要望を埋め込みすぎる気持ちもわかりますが、良い意味で妥協をしながら土地探しをすることも大切かもしれません。この記事では、土地探しに疲れてしまう理由や上手な土地探しについて書いていきたいと思います。

2.土地探しに疲れる理由

2-1、希望のエリアに物件がない

注文住宅を建てるにあたり、土地を探すエリアを決めることはとても重要なことです。なぜならば、子供の通学や自身の通勤など、家族全員の生活に直結する問題だからです。他にも買い物をするスーパーの場所や公園など、休日を優雅に過ごせる憩いの場所なども必要となるでしょう。それら全ての条件を満たす土地となると、そう簡単に見つけることはできません。そもそも人気のエリアで条件の良い土地が出るとすぐに売れてしまう可能性が高いので、意思決定のスピードも土地の購入には重要なポイントとなります。

2-2、希望の間取りにならない

駅からの距離や希望の予算に見合う土地が見つかったとしても、理想の間取りが叶えられないというケースも中には出てきます。土地の広さがちょうどよくても建ぺい率の都合で3階建てにできなかったり、高さ制限や北側斜線などの建築基準法により延べ床面積が削られたりと、その理由は様々です。家族構成の都合上、最低でも3LDKは譲れない、4LDKは譲れないという人もいることでしょう。よほど優れた建築士が土地のマイナス面をプラスに転じてくれて、様々な問題を解決してくれることもありますが、多くは希望の間取りにならないという理由で土地の購入に至らないという人もいます。

2-3、土地の予算が合わない

立地や広さなど条件が良ければ良いほど土地の価格は高騰するのが一般的でしょう。ある程度の相場感を知っている人であれば概ね価格の予測はつくとは思います。しかし、世の中の傾向としては気に入った土地の価格が、自身の予算を300万円~500万円ほどオーバーしているというパターンが多いようです。このような場合、どうしても予算が合わない人が選択する道として大きく2つあります。1つは「土地の面積を減らす」、もう1つは「駅から少し離れる」という条件です。このどちらかを少し妥協するだけでも土地を選ぶ選択肢は大きく増えるのではないでしょうか。さらに最も多く耳にする悩みどころとして、土地に予算を多く使ってしまうことで注文住宅への予算が回せなくなってしまうというケースです。この場合、土地を妥協するのか建物を妥協するのか、大きな決断を迫られることになります。

2-4、先に買われてしまう

せっかく良い土地を見つけても少し迷っているだけで先を越されてしまうということもあります。本命として気に入った土地がある場合はすぐにでも買い付けを入れることをお薦めします。その理由としては、同じ土地で購入する希望者が複数いる場合、1番手・2番手というような優先順位を付けられてしまいます。1番手の人が最終的に銀行の融資が受けられなかったり、何かしらの理由で購入の意思を取りやめた場合は、2番手の人に購入する権利がまわってきます。中には2回も3回も先に土地を買われてしまったという人もいるので、決めるときは決めてしまうことも大切なことです。

2-5、建築会社を自由に選べない(建築条件付き)

せっかく希望通りの土地が見つかったとしても良く見ると「建築条件付き」と明記されていることがあります。これは、この土地を買うのであれば決められた建築会社で建物を建てることが条件ですよ、という意味合いがあります。せっかく建てる注文住宅を自分が気に入ったハウスメーカーや工務店で建てることができず、土地の購入を断念してしまう人も多くいます。ごく稀に土地の販売価格にいくらか上乗せすればこの条件を外してくれる業者もいるので念のため確認してみると良いでしょう。

2-6、要望が多すぎる

なかなか土地が決まらないという人の中には、あまりにも要望が多いという人も一定数います。子供の学校の関係上「学区」が決まっていたり、いつまでに購入したいという期間が短かったり、理由は人それぞれです。それに加えて希望するエリアの土地相場よりも自身の予算が少なめだと、土地の購入に至るまでには長い年月がかかってしまうことでしょう。そのような事態に陥らないためにも希望の条件は多少なりとも妥協をすることも大切かもしれません。

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3.土地探しに疲れたら

3-1、探す範囲を広げる

もし、土地探しに疲れてしまったりなかなか希望条件の土地が出てこなかったりした場合はエリア(範囲)を広げてみると良いかもしれません。よほど「学区縛り」など厳しい条件に晒されていない限り、条件の緩和は必要かもしれません。例えば、勤務地を中心とした円周上で候補エリアを増やす、今後発展しそうなエリアを条件に含めるなどしてみると今までに見えていなかった土地も表面に出てくるかもしれません。

3-2、予算をアップする

土地探しが上手くいっていない時にお薦めすることとして、予算を少しアップさせて土地を探してみるという手があります。100万円でもアップしてみると今までは検索にヒットしなかった土地も表示されることがあります。それが思いもしなかった土地が出てきたり、100万円なら予算をオーバーしてでも購入したいと思えるような土地に巡り合えるかもしれません。

3-3、建築会社を先に決める

建築会社と土地探しは同時並行して行うことをお薦めしますが、中には土地を決めてから建築会社探しを行う人もいるでしょう。しかし、それでは土地を購入する機会を大きく逸する可能性があります。土地を購入する際は、希望の建築会社で希望の間取りが収まるのか気になるところです。せっかく土地が決まっても希望の間取りが入らなければ全く意味がありません。また、土地を決めたタイミングから、建築会社を探し始めるとその間に土地は売れてしまう可能性も高まります。気に入った土地を見つけたタイミングで予め決めてある建築会社に間取りやプランを書いてもらって、すぐにでも購入判断が付くようにしておきたいものです。このことから、土地を購入するタイミングではすでに家を建てる建築会社はある程度は決めておく必要があるのです。

3-4、一旦中断する

土地探しにはある種の運によるところも多いのが事実です。土地が出るときは出来ますが出ない時は半年も1年も出ないこともあります。どうしても土地探しに疲れてしまった場合は、一旦土地探しを中断してみるのも1つの考えです。その間に建築会社を探したり、建物の要望をまとめたり、初期費用を貯めるなど時間を有意義に使うことも良いかもしれません。後々からこの時間が土地探しのプラスに働く可能性もあります。

4.上手な土地探し

土地の購入で悩む点は人によって様々ですが、多くは「予算が合わない」「希望のエリアで土地がない」の2つに二分されるようです。ただし、予算や立地で悩む人もエリアを少し変更するだけで同時に両方とも解決することもありますし、少しの妥協で全てが解決することもあります。また、土地探しと同時に平行して建築会社を探してみるということも大切なポイントとなります。ハウスメーカーや工務店が土地を探してくれることもあるからです。条件が4つ5つある中で、1つでも妥協できる点があったらその妥協した中で改めて土地をピックアップしてみるのも1つの手です。例えば、駅からの距離を「5分以内」から「8分以内」にする、予算を100万円だけアップしてみる、など譲れる点は譲りこだわる点は徹底的にこだわることが、停滞している土地探しを一歩でも前に進める鍵となるのではないでしょうか。

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5.まとめ

せっかくの注文住宅で土地の条件を下げてしまうことは非常にもったいないことです。希望の条件を緩めずどうしたら理想に叶う土地が見つかるのでしょうか。一度、少し離れた場所から本当にその条件が全て必要なのか見直してみるのも1つの考えではないでしょうか。土地探しが長期化してしまうことは自身に限らず多くの人が陥る事例です。夢のマイホームですが、それが理由でストレスで凝り固まってしまうのも不幸な話です。土地探しに疲れたら、少し視野を広げて自分にとって本当に幸せな住まいの在り方を考えてみてください。

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この記事を書いた人

渡辺 知哉

設計事務所・大手ハウスメーカー・不動産ベンチャーを渡り歩き、ランディックスにジョイン。 設計事務所時代は戸建住宅をメインに設計しつつ、その他はビル・マンション・オフィス・ショップ等広く設計業務を担当。 ハウスメーカーでは営業・設計・IC業務を兼務。ベンチャーではリノベーションのワンストップサービス業務を担当。営業・設計の両面からサポートします。