おしゃれな家を建てるポイントを徹底解説!

 

家づくりは、自分たちのライフスタイルや価値観を具現化する大切なプロジェクトです。
そして可能であれば、ただ機能的な住まいを作るだけでなく、そこに美しさやスタイリッシュなイメージをプラスした、心地よく過ごせる空間を作りたいのではないでしょうか。
それはまさに、生活そのものを豊かにし、日々の暮らしをより楽しく、より快適にするためのものになるはずです。

しかし、おしゃれな家を建てるためには、ただ美しいだけではなく、実用性とデザイン性をバランス良く取り入れた設計が求められます。
外観、内装、間取り、インテリアなど、いろいろな要素が組み合わさり、それぞれが相互作用しながら全体のハーモニーを生み出します。
この記事では、そんなおしゃれな家づくりに役立つ要素を具体的に解説していきます。

外観

おしゃれな家の外観は、シンプルでモダンなデザインが人気ですが、自分の好みに合わせて北欧風や和風、カリフォルニア風など、幅広い選択肢から選ぶことが大切です。
また、大きな窓を設置することで、自然光をたっぷり取り込み、室内の明るさを向上させます。

1. モダンなデザイン

シンプルで洗練されたモダンなデザインは、時代を問わずスタイリッシュさをキープできます。
コンクリートやガラス、金属などの素材を活用することで、クールで都会的な雰囲気を演出することが可能です。

2. 自然素材の活用

木材や石、レンガなどの自然素材を使った外装は、温かみのある雰囲気を作り出せます。
特に木材は、その風合いが経年により変化するため、長い年月を経ても飽きのこない外観を提供します。

3. 大きな窓

自然光をたっぷり取り入れる大きな窓は、外観をおしゃれに見せるだけでなく室内の明るさにも寄与します。
また、窓から見える景色をデザインに取り入れることで、外部と内部が一体となった開放的な空間を演出することも可能です。

内装

内装においては、テイストの統一や開放的な空間設計などがおしゃれな家づくりの主なポイントです。
自分の好みやライフスタイルに合わせて、モダン、ナチュラル、ミッドセンチュリー、インダストリアルなどのスタイルを取り入れましょう。
また、アートや装飾の利用することで、住む人の個性やストーリーを感じることができる、おしゃれな内装を実現できます。

1. テイストの統一

内装全体のテイストを統一することで、おしゃれな印象を強く打ち出せます。モダン、ミニマリスト、ヴィンテージなど、好みのテイストを選び、家具や照明、色使いまでをそれに合わせると良いでしょう。

2. 開放的な空間設計

吹抜けを設けて天井を高くしたり、間仕切りを少なくすることで、開放的な空間を作り出せます。
特にリビングやダイニングなどの共有スペースは、開放的に設計することでおしゃれな空間となるだけでなく、家族間のコミュニケーションが増えます。

3. アートや装飾の利用

アートや装飾品は、内装の一部となりながらも空間に個性や特色、アクセントを加えます。
絵画や写真、彫刻だけでなく、世界各地から集めた小物、家族の思い出の品々なども含み、こういったものは空間の彩りを豊かにし、住む人のライフスタイルや価値観の表現に繋がります。

間取り

リビングやキッチンなどの主要な部屋を中心に配置し、合理的な収納を設けるなど、スムーズな動線を考慮することが重要です。
スムーズな動線が確保された間取りは、空間を美しく見せることが可能になるだけでなく、その家にいる体験を快適にしてくれます。また、部屋から部屋へと自然に流れる動きは、訪れる人々にとって快適で心地よい体験になるはずです。
また、吹抜けや見せる階段を取り入れることで、開放感を演出し、おしゃれな空間となります。

1. リビング

リビングは家族が集まる中心的な空間であり、開放的かつ快適な空間作りが求められます。
大きな窓を配置して自然光を取り入れたり、吹抜けを設けて家全体の開放感と明るさを演出しても良いでしょう。
また、壁にはアート作品を飾ったり、大型のテレビや本棚を設置したりと、家族のライフスタイルに合ったカスタマイズをして、おしゃれな空間を作っていきます。

2. キッチン

キッチンは料理をするだけでなく、家族のコミュニケーションが生まれる場所でもあります。
アイランドキッチンはその点でおすすめです。広々とした空間を演出できるだけでなく、料理をしながら家族や友人と会話を楽しむことも可能です。キッチン自体がおしゃれな空間になるので、インテリア的な要素としても魅力的です。

※アイランドキッチン:キッチン空間の中央に設置されるカウンター型のキッチンです。調理スペースとしてはもちろん、食事スペースやカウンターバーとしても利用できます。家族のコミュニケーションを促し、開放的な空間を作り出します。

3. 階段

家の中で移動するための道具であると同時に、インテリアの一部にもなるのが階段です。
階段のデザインや材質は、家の全体的なテイストに影響を与える場合もあります。
また、階段の踊り場に小さな休憩スペースを設けたり、壁面をギャラリーウォールとして活用したりすると、単なる移動するための空間がおしゃれを演出できる空間に変わります。

4. 収納

生活の快適さを大きく左右する隠れた要素が収納です。
日用品や季節の物、趣味の道具など、収納する物によって最適な収納方法や場所が変わります。また、収納計画を立てる際には、家族一人一人のライフスタイルを考慮に入れることも重要です。
「見せる収納」と「隠す収納」を上手に組み合わせて、使いやすさと見た目の美しさを両立させましょう。

インテリア

おしゃれな家のインテリアはテイストの統一、色彩のバランス、照明の工夫、質の良い素材の使用が重要です。
自分の好きなテイストを一貫させ、色と照明で空間を演出していきます。
素材は質の高いものを選びつつ、自分の個性やライフスタイルを反映させられるとより良いでしょう。

1. テイストの統一

インテリアのテイストは家全体を通して一貫性を持つことが重要です。
モダン、ミニマリスト、インダストリアルなど、あなたが好きなテイストを一つに絞り、家具から小物までそのテイストに沿って選ぶと、統一感のある空間が生まれます。

2. 色彩のバランス

色彩はインテリアに大きな影響を与えます。基本的にはベースカラーを一つ選び、アクセントカラーをプラスすると良いでしょう。
自然光が多く入る部屋は明るい色、少ない部屋は暗い色を選ぶと、空間をより効果的に見せることも可能です。

3. 照明の工夫

照明は空間の雰囲気を大きく左右します。メインの照明だけでなく、上手に間接照明を取り入れると、効果的に深みのある空間を作れます。
その他、書斎ではデスクライトを設置するなど、場所に応じた照明の設置を考えることも重要です。

4. 高品質な素材

家具やカーテン、ラグなどの素材にこだわると、より洗練された空間となります。
木やレザー、リネンなどの自然素材は温かみがあり、空間に豊かな表情を与えます。

まとめ

おしゃれな家づくりの成功の鍵は、デザインだけでなく機能性とライフスタイルの調和にあることを忘れないでください。
外装、内装、間取り、そしてインテリア、全てが一体となり、あなたの理想とするライフスタイルを体現する空間を創り上げます。大きな窓からの自然光、吹抜けで得られる開放感、スムーズな動線設計、そしてテイストの統一感。これら全てが、あなたの家をただの建物ではなく、快適に美しく「生活する場」へと昇華させます。
ただし、家づくりには慎重さも必要です。ハウスメーカーや建築士と計画段階からしっかりと話し合い、自分の希望を明確に伝えることで、これから建つ家が理想の我が家になっていきます。

sumuzuでは、数多くの注文住宅をプロデュースしてきた一級建築士が在籍しており、厳しい審美眼によるデザインや機能美などに関するアドバイスをいたします。さらに、お客様の要望に最適なハウスメーカーや建築家のご紹介もいたします。
家づくりで迷うことがございましたら、お気軽にsumuzuまでご相談ください。

この記事を書いた人

渡辺知哉

設計事務所・大手ハウスメーカー・不動産ベンチャーを渡り歩き、ランディックスにジョイン。 設計事務所時代は戸建住宅をメインに設計しつつ、その他はビル・マンション・オフィス・ショップ等広く設計業務を担当。 ハウスメーカーでは営業・設計・IC業務を兼務。ベンチャーではリノベーションのワンストップサービス業務を担当。営業・設計の両面からサポートします。