完全防音オーディオルームがある住宅の打ち合わせ 《2》

 

先週の金曜日に、11月にランディックスで土地を購入いただきましたお客様と、防音・音響設計工事の打ち合わせをしてまいりました。

残響時間をコントロールしつつ、定在波を抑えながら最高の音響空間を作るべく、F様邸ではダイナミックオーディオ 5555の川又専務に相談させていただいております。

音響業界では知らない人はいないと言われるレジェンド川又専務

こちらでは「再生装置の向こう側、演奏にあるアーティストの個性なり魅力が鮮明に聴こえて来る音」という、極めて高い次元での音を聴くことができるオーディオルームを目指しているとのことです!

秋葉原駅から徒歩5分にあるダイナミックオーディオさんのショールーム
なんと丸ごとビル1棟、全ての階が音響専門のショールーム!
エレベーター内の各階紹介のポスターもオシャレです
カレンダーにまで音響設備のイラストが!

エレベーターで上がった先は7階の試聴室。
こちらで打ち合わせをして参りましたが、そこには独特のフォルムをしたスピーカーが多数!

さまざまなフォルムのスピーカー
アンプ類も揃っています

突然ですが、この黒いスピーカーはいくらでしょう?

Y’Acoustic Systemの「Ta.Qu.To-Zero」

なんと、2,980万円(税別)!
世界初のオール金属削り出しエンクロージャースピーカーとのことです。
下の写真は、アルミニウムの無垢材から削り出しで作られたパーツです。
もう芸術の域ですね。美しいです!

アルミから削り出されたTa.Qu.To-Zeroのためのパーツ

続いて、この中央の白の四角い箱はいくらでしょうか??

“Art for the Ear”というスローガンを掲げているBurmesterのフラッグシップ・モノラル・パワーアンプ「159」

こちらは驚愕の……、4,000万円(税別)!!
まさに耳のための芸術品で、もうため息しか出ません。

このお部屋でいろいろご説明いただきました。
ケーブルひとつとっても選ばれた理由があり、普段接することのない奥深い世界です。
これらの音響機器は川又専務だからこそ、最大限のポテンシャルを引き出せるのだな、と感じました。

実際に音を聴かせていただいた最初の感想は、変なことを言うようですが、「音が見えた!!」というものでした。
もちろん音の形を見ることはできませんが、はっきりと目の前で誰かが演奏をしているのが見えているかのようでした!
オーケストラの一つ一つの楽器の音が、一つ一つ鮮明に聞こえる、驚きの体験となりました。

とことん音にこだわる方は、ぜひダイナミックオーディオ 5555を訪れてみてください!

この記事を書いた人

渡辺知哉

設計事務所・大手ハウスメーカー・不動産ベンチャーを渡り歩き、ランディックスにジョイン。 設計事務所時代は戸建住宅をメインに設計しつつ、その他はビル・マンション・オフィス・ショップ等広く設計業務を担当。 ハウスメーカーでは営業・設計・IC業務を兼務。ベンチャーではリノベーションのワンストップサービス業務を担当。営業・設計の両面からサポートします。