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タワーマンションと注文住宅メリット

住む前に知っておきたいタワーマンションと注文住宅それぞれのメリット

 

1.はじめに

タワーマンション(通称タワマン)は今でも非常に人気が高く、新築のタワマンでは多くの住戸が即日完売となってしまうこともあります。富裕層の中にはタワーマンションを購入しようか、土地から探して注文住宅を建てようか悩む人も多くいるようです。この記事ではタワーマンションを購入するメリットやタワーマンションが人気の背景、土地から探して注文住宅を建てるメリットをそれぞれご紹介していきたいと思います。

2.タワマンを購入するメリット

2-1.利便性が良い

タワーマンションは、駅に直結していたり、スーパーマーケットが隣接していたり、スポーツジムもマンション内にあったりと、利便性が高く一度は住んでみたいと思う人が多いようです。都心へのアクセスも便利な場合が多く、タワマン周辺で全ての生活が完結できる利便性の高さが人気の理由となっています。

2-2.しっかりした防犯対策

タワーマンションの多くは理想的な環境が整っており、利便性の高い立地に建設されていることが多いです。それでいて最新のセキュリティシステムが導入されている場合が多く、二重のオートロックや複数台の防犯カメラの設置など安心して暮らせる設備と環境が整っています。

2-3.資産価値の高さ

タワーマンションの多くが好立地・好環境に建てられているため資産価値が高く、投資目的で購入する人も多くいます。駅近で周辺環境も充実した場所なので、ある程度の築年数が経過してもなお価値が下がらないどころか、逆に資産価値が高くなっていることもあります。このため売りに出しても買い手がすぐに付き、売却しやすいというメリットがあります。売却ではなく、賃貸として貸し出す場合でも資産価値が高い分、家賃も高く貸し出すことができます。

2-4.タワマンならではの眺望の良さ

タワーマンションの多くは眺望の良さを魅力の一つにしている物件が多く、河川や公園などの自然や、都市群の夜景や花火などもリビングから一望できたりします。このような眺望が多くの人々から賛美の声を集めており、普通のマンションでは味わえないロケーションとして特別感や高級感を与えてくれます。

※しかし、タワマンは投資の対象にもなっていて、地方や郊外の富裕層の相続税対策として多くのマネーが流れ込みました。結果、税金の規制強化が進みつつあり、「タワマンを買っておけば大丈夫」という流れではなくなってきいるのも事実です。

3.タワマンの倍率が高い理由

世界の不動産価格と比べて圧倒的に割安感があり、世界一と言っていいほどインフラが整い安全である東京の不動産に多くのマネーが集中しました。タワマンは簡単に投資できることから外国人から高い人気を誇り多くの外国人が購入しました。為替のギャップも外国人に有利に働き、その動きは今でも続いているように思えます。

4.タワマン人気に起きた変化

中国、香港、台湾、韓国などの外国人は価格高騰したタワマンを避けて、その代わりに立地の良い土地を買い、自分の好みの建物を建てるという選択をするようになってきました。その理由を尋ねてみると、民泊などの規制が強化され、またマンションの管理組合からも煙たがられ、自分のマンションを自由に使いづらくなった事などがあるようです。そのような背景もあり、資産価値が高く割安な土地を探し、自分の好みで注文住宅を建てる方が将来的に良いという判断をする外国人が増えているようです。

また、その動きは外国人ばかりではなく、住まいとして購入した一般的な日本人ファミリーにおいても、今の高値のタイミングでタワマンを売り抜け、割安感があり住みやすい環境の世田谷や目黒の住宅に住み替えたいという動きが加速しているようです。「土地は減価償却もしないし、地震がきても燃えもしないし壊れもしない。」それが理由で土地探しから行う注文住宅に関心が向いていると言えるでしょう。

5.注文住宅を建てるメリット

5-1.自由に設計できる間取り

タワーマンションの間取りはいくつかのパターンがあるとはいえ、ある程度固定の間取りで決まってしまいます。その点、注文住宅は間取りの自由度が高く、細部にわたって自身の拘りを反映させることができます。さらに、間取りだけではなく好みの外観や外壁も自分で決めることができます。例えば、スキップフロアを設けたりリビングを高天井や吹き抜けにしたり、駐車場もビルトインガレージにすることができます。一生に1度~2度あるかないかの住宅をとことん自分好みの空間に演出できることが注文住宅の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

5-2.騒音問題

マンションではいくら防音用の対策を施していても上下階の住人への配慮は必要となり、完全に生活音をシャットアウトすることはできません。小さな子供がいる家庭では特に騒音や振動を気にしてしまうのではないでしょうか。その点、注文住宅では隣家との距離が離れていることもあり、マンションよりは生活音で悩むような事態には陥らないと思います。周囲の目を気にせず小さな子供にのびのびと暮らしていきたいという人には最適な住環境となるでしょう。

5-3.管理費や修繕積立金がない

マンションに住む場合は管理費や修繕積立金、それに車を所有している人は駐車代も発生します。一方、注文住宅では修繕費用は個々の家としては必要になりますが、マンションほど毎月の固定費は発生しないでしょう。もちろん、駐車場を作ることで駐車代も発生しません。また、一戸建てはマンションよりも建物自体の資産価値が下がりやすいため固定資産税も安くなる傾向にあります。

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6.まとめ

多くの人が一度はタワーマンションに住みたいという理想を描いたり、戸建てや注文住宅を建てようか迷ったことがあるのではないでしょうか。この記事ではタワーマンションに住むメリットや、注文住宅を建てる際のメリットをご紹介してきましたが、どちらを選ぶかは住まいに対して何を重視するかによって変わってくることでしょう。駅近で周辺環境が充実した環境に住みたいという人にはタワーマンションが向いており、落ち着いた住環境やプライバシーの配慮、拘りの間取りに住みたいという人には注文住宅が合っているかと思います。それぞれの長所や短所を考慮した上でどちらを選ぶのか、是非参考にして頂けたらと思います。

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この記事を書いた人

渡辺 知哉

設計事務所・大手ハウスメーカー・不動産ベンチャーを渡り歩き、ランディックスにジョイン。 設計事務所時代は戸建住宅をメインに設計しつつ、その他はビル・マンション・オフィス・ショップ等広く設計業務を担当。 ハウスメーカーでは営業・設計・IC業務を兼務。ベンチャーではリノベーションのワンストップサービス業務を担当。営業・設計の両面からサポートします。